()内の年齢は、書いた時の年齢。無断転載禁止です。

 『人形ごっこ』(26歳)・・・初恋。自分の人生の転機というか、変えるような作品にしたい。

 『真実』(26歳)・・・超短編。長編小説執筆中の息抜きで書いた。普通息抜 きなんて、ジョギングしたり喫茶店行ったりするんだろうななんて思いながら 書いたもの。不健全な息抜きは、不健全な小説を生むことを証明した作品。

 『青い瞳の恋人』(26歳)・・・超短編。リバー・フェニックスへ。普遍性は無し。

 『さっちゃんとまくん』(25歳)・・・「男」と「女」。私が感じている現代社会 への憂いのひとかけら。

 『みー子』(25歳)・・・短編。ちょっと童話的な感じ。芸術につい て。今までで一番気に入っている作品。

 『八月の死』(25歳)・・・父へ。平成九年〜平成十六年に甲子園に出場した全選手と、平成 九年、平成十五年、平成二十四年に平安高校及び龍谷大学付属 平安高校の野 球部員だった人々へ捧ぐ。

 『ある物語の終り』(25歳)・・・超短編。これと同じテーマでもっと長い 小説を書きたい。

 『Mのミュートス』(25歳)・・・実験的に書いた。死んだらさ、どうなるの?その一。

 『本当は小説なんか書きたくない』(25歳)・・・短編。物語への理想。

 『私は日本人  ?』(25歳)・・・もっと勉強をして、説得力のある作品が書 きたい。これからの私の原点になればいいな、というような短編作品。

 『二十五』(25歳)・・・母へ。25日に25歳になった、そして毎年その日に年をとってい く自分へ。もし母がこの小説を読んだとしても決して悲観はし ないでほしい。

  『トミーはロックスター』(24歳)・・・芸術について。青春。の子く んへ。最後らへんがあかん。

 『コミュニケーション』(24歳)・・・私の事を知っている人へ。私の事を知ら ない人へ。そして何より大切な人へ。

 『キミとボク』(24歳)・・・せっかく人間に生まれてきたので、私は誰かを愛 したいと 思う。でも愛って何?恋って何?エゴって何?そういった事もろもろの疑問。

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 ↓以前は「桜井美々子」というペンネームを使って書いていた。ほとんどが公開できぬと思われますが、自身の記録として作品の名前と自分としての思いを記 録。公開できるものはしていく。


 『ピリオド』(19歳)・・・女って嫌だ。自分の女性的な部分を書こうとするといつも失敗する気がする。

 『隣のきれいなお姉さん』(19歳)・・・イギリスに行ってい た時、本当にきれいなベルギー人のお姉さんがいた。

 『イタズラ電話とピンポンダッ シュ』(19 歳)・・・読み返した中で一番最悪な作品。嫌い。正直公開したくなかった。こんな娘絶対嫌。ただのわがまま。でもあの頃はあん な狭い世界しかなかったのだな。若い。父と母に申し訳ない。

 『あなたが信じるすべてのもの』(19歳)・・・哲学科・宗教学コースに入って すぐぐらいに書いた。この小説の結末は十代っぽいというか、若い。そんな事が言える私は少し大人になったのだろうか。

 『大学生の不安』(19歳)・・・ただの愚痴。破り捨ててその上更に燃やしてしまいたい。でも出だしの一文は好き。

 『ほくろ』(18歳)・・・短編。元々は小学校六年生ぐらいからこの話は考えていた。

 『遺伝子』(18歳)・・・短編。なんだかんだ言うて自分はマザコンのような気がする。

 『ふゆみちゃん』(18歳)・・・短編。小さい頃の思い出から。

 『なつのまぼろし』(18歳)・・・同じくイギリスに行っていた時、年上の人と 知り合う機会が多くて、自分の人生の中ではそんなこと初めてだったので結構 影響を受けた。あと外人と接触するたびに些細な事で自分はつくづく日本人なんだなと感じた。

 『ユーレイとピアノと恋の話』(18歳)・・・音楽の与えてくれる感動は、小説から 感 じる感動と は違う。そんな音楽がずっと羨ましかった。テレビでオー ボエを吹いている女子高生の事を観て、書こうと思った。

 『犬男』(18歳)・・・チャビィへ。文章(表現や構成や描写など全て)がめちゃくちゃ下手 くそ。人間のエゴとか残酷さとか、それに対する犬の素直さとかが書きたかった。たぶん。こういう突拍子もない話は結末を丁寧に 書かないといけないなと思う。完全な尻すぼみ。

 『ゆきひこ』(17歳)・・・めちゃくちゃ軽くてポップな小説が書きたくて、自 分のそう い う 部分にばかりスポットを当てて書いた。偏差値の低い女子高生の話。

 『けむり』(17歳)・・・父方の祖父母宅は所謂田舎で、私はそこが大好きだ。実際 冬休みに 一 週 間泊まり込んで書いた。

 『子宮のおと』(17歳)・・・17歳という年齢を特別な年齢だと思い込んでいた私は、今の自分にしか書けぬものを、と思って書いた。しかしこの作品に 限らずこの年代の作品は個人的すぎてあかん。

 『One Two Three』(17歳)・・・低能な子供が馬鹿な頭で考えた、リアリティの無い平和への思い。って感じ。

 『舞姫』(16歳)・・・「死」というものを考えていたのは、もうずっと小っちゃい頃から。

 『時 代』(15歳)・・・高校受験に失敗して、なぜか初めてまともに小説というものを書きあげた。当時は精一杯だったのだと思うが、これを書いた一年 後ぐらいからは後悔。周りの目を気にし過ぎている。全然おもしろくない。中途半端な作品。子供すぎた。・・が、こんな作品を新風舎という出版社に送ってし まい、そこから「共同出版をしないか」と提案され、舞い上がった私、家族は母方の祖母にお金を出してもらい、結局文庫本に。新風舎はもうないけれど、検索 したらまだ画像はありました。色んな意味で苦すぎる思い出。